研究装置
アミノ酸分析機 電子スピン共鳴 高速液クロ
アミノ酸分析データ
精製されたタンパク質やペプチドが、どのようなアミノ酸組成で構成されているかを分析する装置です。得られたデータは、タンパク質の一次構造を決定する手がかりになります。上は標準アミノ酸混合物の分析結果です。
電子スピン共鳴データ


試料分子を一定の大きさの磁場に置くと磁場と電子スピンの相互作用により電子遷移が起き、電磁波の吸収が観察されます。この測定により、種々の遷移金属イオンやラジカル分子の定量が可能です。
高速液クロのデータ
混合溶液を機械制御により高圧・高流速で微細粒子を充填したカラムへ送液し、分離された物質の検出も自動的に行ないます。生理活性のある酵素などの生体分子を短時間で分離精製することが可能です。
クリーンベンチ ゲル撮影装置 蛍光顕微鏡
培養細胞
動物細胞の培養や植物細胞の分離は無菌条件下で行なう必要があります。実験操作は、外気を遮断する設計になっているクリーンベンチの中で行ないます。実験器具もすべて滅菌済みのものを使用します。
ゲル電気泳動のデータ
タンパク質や核酸を電気泳動で分離し染色したゲルをCCDカメラで撮影します。フィルムを使わずパソコンで制御するので、画像処理や画像解析、データの保存も容易に行なうことができます。
蛍光で染めた細胞
培養細胞や組織の成分を蛍光色素で染色し、特定波長の励起光の照射により発する蛍光を顕微鏡で観察します。一般の顕微鏡では見ることのできない細胞内の構造や現象を観察することができます。

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